大企業製造業の業況判断指数(DI)がプラス22となりました。
前回の6月調査からプラス17から5ポイント上昇し四半期連続で改善しました。
プラス22ポイントは2007年のプラス23ポイント以来10年ぶりの高水準となり、2008年秋のリーマン・ショック後で最も高い水準となっております。
弊社ユーザー様の受注も顕著に伸びており、特に半導体関連、建機、トラック関連の生産数が多くなっている状況です。
ただ、我々ユーザー様の状況は人手不足を訴えるところも多く、受注が増えていますが、人手不足で残業をせざるを得ない状況なのも確かです。
業種によってはまだまだ受注が伸びていないところもありますので、景気回復に実感が無いと言う方もいらっしゃいます。
10月後半には衆議院選挙も控えております。
選挙結果によっては景気が著しく影響してくる場合もありますので、目が離せない状況です。
ヤマニ産機では、「生産が間に合わないどこか手伝ってくれるところ(外注)はないかな?」とか「こんな加工できるところを知らないか?」などのお困りごとにも対応致します。
ぜひ、お気軽に弊社営業マンにご相談下さい。
投稿者:営業部 泉
「積層造形」という言葉をご存知でしょうか?「3Dプリンター」「3D印刷」と言った方がピンとくると思います。
今回は世界中で注目を集めている「積層造形」について少しだけご紹介させて頂きます。
3D印刷の歴史は1980年代に登場し、現在では1,000ドル~100万ドルを超える高額なものまで幅広く登場しています。
ご存知の通り3Dプリンターではプラスチック、ガラス、金属(超合金)、セラミックなど材料を選ばず印刷でき、バイオ材料まで物体を印刷します。
従来の製造業では切削、研削などの機械加工によって材料を削り取っていたのに対し3Dプリンターでは材料を追加するので材料の無駄が少なく硬い物体の内部の造形など従来型の製造ツールでは困難もしくは不可能であった複雑な形状も作ることが出来る。
当初主な用途は試作品を作ること、一回限りのアイテムを迅速かつ安価に作るという目的でしたが3Dプリンターでは製品の設計などに使われているソフトウエアで動いているので、ソフトを少し操作するだけで一つの製品から別の製品への切り替え政策ができるというメリットから大量生産最終製品製造使われているそうです。
現在の市場規模は67億ドル(2016年)で2040年には1兆1,300億ドルの市場へ成長すると予測されています。
現在の最先端使用例として
ゼネラルエレクトリック(GE)ではコバルト、クロム、モリブデンで出来た「超合金」を使ってジェットエンジン「LEAP」の燃料ノズルを造る計画との事
小説「下町ロケット」の中でありましたが、燃料ノズルは極端な高熱、圧力に耐えなければならない複雑な部品です。
通常は20個あまりの異なる部品を溶接して造るところが、LEAPエンジンではノズルを単一部品として一度に印刷する。
完成したノズルは従来品より25%軽く、耐久性は5倍ということです。
このノズル製作の為に5,000万ドルを投じ米アラバマオーバンに3D印刷工場を建て、2020年までに年間10万個の燃焼ノズルを製造できるようになると見ているそうです。
このような高精度、高強度、軽量化、低コストやいくつかの加工技術の問題点を見事にクリアしてくれる次世代のツールと言えるでしょう。
加工CAE技術の適用による開発時間の短縮等のメリットもあり、興味深いツールだと思いました。
まだ課題も沢山ありそうです。これからが要注目です!!
投稿者:メンテナンス部 山本
開催日:2017年6月22日(木)・23日(金)
時 間:9:30~17:30(最終日は17:00まで)
場 所:三菱電機東日本メカトロソリューションセンター
埼玉県さいたま市南区沼影1-18-6
今回の展示会では「Manufacturing tomorrow-未来のものづくり」をテーマに先進の三菱電機メカトロニクス・イノベーションをご提案致します。
<出展機>
①高性能ワイヤ放電加工機 MVシリーズ
②型彫放電加工機 電極自動交換システム
③ファイバーレーザ加工機 ex-Fシリーズ
④8Kw発振器搭載ファイバーレーザ加工機ex-F80による加工実演
<特別講演>
①「波に乗る「高収益型」受託型製造業 社長の心得」
※営業利益率10%を超える受託型製造業 社長は一体どんな仕事をしているのか?
②「IoT/AIが起動した新産業革命の現状と今後の展望~挑戦する企業への国の支援施策・背景のご紹介~」
※すべてのモノがネットに繋がるIoT。社会変革を起こす津波のようなこの動きは千載一隅のビジネスチャンスかも?
他、セミナーも多数開催
特別講演及びセミナーは、事前登録が必要となります。
詳しくは、弊社担当営業にご連絡下さい。
投稿者 メンテナンス部 谷田部
5月23日に発表された、粗鋼生産量(4月度)は、前年同月比3.0%増の875万2400トンと2ヶ月連続のプラスとなりました。
(自動車向け、建設向けを中心に内需が依然底堅く推移している。)
又、白物家電も8ヶ月連続の国内出荷額増となっている。要因は、省エネ・高付加価値製品の買い替え需要が続いている事とみられる様です。
内需拡大に明るい兆しが見え始めているのではないでしょうか。
メーカー様、親会社様のご要望に応えるべく設備投資の際はぜひ弊社にお任せ下さい。
最良のご提案をさせて頂きます。
投稿者 営業部 𠮷田
昨今ニュースや新聞等いろいろなところで良く聞くインダストリー4.0。
聞いた事はあるけど意味が良くわからない、と言われるケースがありますので簡単に解説をしてみたいと思います。
ドイツ政府が推進する製造業の高度化を目指す戦略的プロジェクトの事で、日本語に直すと第4次産業革命の事です。
まず第1次産業から第3次までの産業革命を復習してみましょう。
第1次産業革命は18~19世紀のイギリスで起きた蒸気機関の発明によるもの。
今まで手作業で行っていた作業を蒸気や石炭を動力源とした機械で出来るようになりました。軽工業中心に発展していきました。
第2次産業革命は19~20世紀のアメリカで石油と電力を活用し、大量生産が可能になりました。重工業を中心とした経済発展で軍事産業の拡大にも一役買いました。
日本では、明治維新後の政府の殖産興業政策によって富岡製糸場や八幡製鉄所が創られました。
第3次産業革命は20世紀後半からコンピューター制御による機械の自動化です。
ロボットによる生産、CAD/CAMによるワークのデザイン、PCによる生産管理などです。
そして、第4次産業革命です。
様々なものがインターネット等のネットワークで繋がり(IoT)、それぞれの情報を活用し機械が自ら解析し(AI)、人間が指示を与えなくても機械が考え生産していくようになります。
周りを見渡すとまだまだここまででは発展していませんが、少しずつ少しずつ技術は進歩しています。
一番実感できるのは、やはりスマホではないでしょうか?
カメラになるだけではなく、音楽も聞けて、自動車に乗れば自動で接続、お店でスマホをかざせば決済して買い物も出来、インターネットにより手元で世界中の人々と繋がれる。
少し前には考えられなかった事が今では常識です。
このような技術が間違いなく工作機械及び鍛圧機械等に応用される事でしょう。
上記の事を頭の片隅に置きながら、ぜひ7月12日~15日開催されるMF-Tokyo展示会にて御見学下さいませ。
以上、豆知識でした。
機械営業部 泉
皆様はもうすでにお読みになりましたでしょうか?
英エコノミスト誌が遠い未来ではなく、約30年後の近未来の技術(=technorogy)を予測するという本です。
本書では人工知能(AI)、バイオ、農業、医療、エネルギー、拡張現実(AR)など、第4次産業が2050年のテクノロジーとそれが経済、社会、人間の幸福に与える変化を予想しています。
その中でも、やはり興味を惹かれるのが「モノづくり」の分野です。
例えば自動車の分野では、炭素繊維で編上げたシート状のものを成型して車体にする(BMWi3)とか
巨大3Dプリンターで住宅を印刷する(建てる)とか
「人造肉」「人造ミルク」普通に食卓に並ぶとか etc
炭素繊維の製造の分野では日本の技術はトップレベルだそうです。
これからも日本が得意とする「モノづくり」で、30年後の mega technorogy でも日本の技術が世界トップランナーであり続けてほしいと思います。
自分なりに近未来を妄想してみるのも面白いと思います。
興味のある方は是非、ご購読下さい。
工場の中で稼働率の高いコンプレッサー、10年以上お使いではないでしょうか・・・
37kw1台で、旧型とインバータ機では年間80万円ほどの差額が出る!!
電気料金増加を前に、新規コンプレッサーを検討してみてはいかがでしょうか?
各種メーカーのコンプレッサー取扱いがございます。
3~4年でイニシャルコスト回収可能ですので、まずは弊社営業担当へご相談ください。
開催日 2017年6月21日(水)~23日(金)
会 場 東京ビックサイト
http://www.mtech-tokyo.jp/about/Detail/
機械要素、加工技術を集めた日本最大の専門展
機械要素技術展(M-Tech)は、軸受、ベアリング、ねじ、ばねなどの機械要素や、金属、樹脂に関する加工技術を一堂に集めた専門技術展です。毎年、設計・開発、製造・生産技術部門を中心とした製造業ユーザーが多数来場し、出展企業と商談を行っています。
※出展企業募集もしております。
http://www.mtech-tokyo.jp/about/Detail/
是非御来場されて、今後の新たな事業展開の参考にされては如何でしょうか。
弊社では、お客様の労働安全強化の為動力プレス特定自主検査の実施拡大を推奨致しております。
検査を行っていない、検査の実施を忘れていた、新しくプレス設備を導入した、移設して設備が増えた等々検査を行っていないプレス機がございましたら迅速に御見積して点検実施致します。
プレスのトン数、台数、メーカー名、型式等情報があればお知らせ下さい。
弊社営業マンが貴社にお伺いして、お打合せさせて頂きます。
詳細は弊社担当営業、もしくは機械営業部まで御問い合わせ下さい。
日鍛工がまとめた2月の鍛圧機械受注は、前年同月比28.5%増の275億600万円となり、2ヵ月連続で増加。プレス系機械は同64.4%増の136億2,700万円、板金系機械は0.1%増の72億8,000万円。プレス系及び板金系を合わせた機械合計は同34.4%増の209億600万円で2ヵ月連続増。